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日本で一番東にある古本屋〈道草書房〉のブログです。 本やそれにまつわる色々についてのよもやま話です。






プロフィール

みちくさ(道草書房店主)

Author:みちくさ(道草書房店主)
専門分野は、ミステリ・文学、それと郷土(北海道/根室)関係をちょこっと。
日本の片隅で細々と商いをしている、古雑誌をこよなく愛するおっちゃんです。



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HP更新情報#10
4月22日、《道草書房》電脳支店(ホームページ)の更新をしました


内訳は、
ミステリ雑誌15点。
映画原作・ノヴェライゼーション10点。
雑誌バックナンバー32点
計57点です。

今回の目玉は、『別冊太陽』の“絵本名画館”シリーズです。
ラインナップは、以下のとおり。

hatsuyama

『別冊太陽 初山滋・線と色彩の詩人』
大正~昭和の童話画家、初山滋を個人特集した1冊です。


syonen-gafu

『別冊太陽 熱血少年画譜』
戦前に活躍した少年雑誌の挿絵画家、山口将吉郎・伊藤彦造・樺島勝一による、
「風雲児義経」や「豹の眼」、「敵中横断三百里」などの血湧き肉踊る冒険読み物や、
ジャングルの動物、軍艦など、男の子の好物が揃った1冊です。


otome

『別冊太陽 乙女のファンタジア』
昭和30年代に全盛期を迎えた少女雑誌のイラストで名を馳せた、
藤井千秋さんと藤田ミラノさんをフィーチャーした1冊です。

いわゆる“少女趣味”の王道といったその絵は、
ある年代の女性には、とても懐かしいものなんじゃないかと思います。


modernism

『別冊太陽 探偵・怪奇のモダニズム』
竹中英太郎・松野一夫という、
戦前の探偵小説を語るうえで欠かせない挿絵画家二人の作品集です。

江戸川乱歩の世界をヴィジュアル化した竹中英太郎。
戦前の探偵小説界の中心だった雑誌『新青年』の表紙及び挿絵で活躍した松野一夫。

良くも悪くも彼らの絵が、戦前の世間一般におけるミステリのイメージに多大な影響力を持っていたのでは、というのが店主の見立て。
そういうイミでは、江戸川乱歩や小栗虫太郎、横溝正史などに次ぐ存在といえなくもないかも。

ちなみに、彼らを起用した編集者として横溝正史や水谷準の名がありますが、新人作家の発掘だけじゃなく、こうした部分にも眼が行き届いているのは、さすがだなあ~。


新規登録書籍・雑誌について詳しくは、こちらをCHECK
http://www18.ocn.ne.jp/~michiksa/

以上、更新情報でした。


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