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日本で一番東にある古本屋〈道草書房〉のブログです。 本やそれにまつわる色々についてのよもやま話です。






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みちくさ(道草書房店主)

Author:みちくさ(道草書房店主)
専門分野は、ミステリ・文学、それと郷土(北海道/根室)関係をちょこっと。
日本の片隅で細々と商いをしている、古雑誌をこよなく愛するおっちゃんです。



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今どきの文庫本
休み明けの本日は、ネット注文品の発送などの通常業務のほか、文庫本の時代小説に値段付けをして過ごしました。
ここ数年に出たワリと新しめの作品です。

値段をつけながら、ネットで売るもの・店頭に出すもの・催事に回すものに仕分けました。ここら辺の選別は、状態や価格、シリーズものだったら揃い具合なんかを勘案し、適当に割り振ってます(要は、テキトーにそれっぽくってことですね。)。

それにしても、最近(古本屋の言う“最近”ですから、平成以降程度に考えてください)の文庫本ですが、活字が大きく読みやすくなってますねえ。今日扱っていたのが時代小説という事もあるのでしょうが、年配者にもやさしい大きさです。昭和も3,40年代のものとはエラい違いです。

当時は、若者向けなのか活字をギュウギュウ詰めにしていた文庫本ですが、現在手に取ってみると文字の何と小さいことか!
印刷や紙質も時代によって結構違います。経年による日焼けなどの劣化を差し引いても今の紙は、かつてのものよりずっと白いです。活字の濃淡のバラツキもほとんどないですし。

でも、やたらと濃い文字があったりする昔の文庫本も、趣きがあって個人的には好ましく思ってますけどね。

そんなたわいもないことを考えながら古本に値札を付けていた、初冬の夕方でした。

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